先日金曜日から日曜日まで弊社が加入している文化財庭園保存技術者協議会の研修で兵庫県淡路島の洲本市にある旧益習館庭園に行きました。年に数回、座学と実地の研修が行われ、若手の職人の育成をしている団体です。一般的に庭技協と呼ばれています。
まずは、加藤代表の挨拶で始まり、洲本市教育長の挨拶。そして、兵庫県立大学の西先生より歴史や今の旧益習館庭園の成り立ちをお話しいただきました。続いて、江戸時代から残っている桑島邸庭園、旧津田邸庭園に移動し、しっかりと管理されている庭を説明を受けながら見させていただきました。
旧洲本城跡地に移動し、阪神淡路大震災で崩れた石組みの復旧をされている現場を見させていただきました。昨年、一部完了した箇所も拝見することができ、非常に勉強になりました。
城下町として発展した名残もあることから、立派な庭が残り、しっかりと管理されていることに感動することができました。