一宮市開明にあるW邸。作業日数21日間、造園工事としては長期にわたる工事が終了しました。施主様には非常にご不便をかけたかと思いますが、いつも非常に優しく対応していただき感謝しかありません。元の庭をみるとマツやクロガネモチなどの植栽、庭石がたくさん配置され蹲踞もあり、いわゆる昔ながらの和風庭園でした。石も大きく処分できるか非常に不安でしたが、弊社の職人達が知恵と経験から大きな事故もトラブルもなく終えることができました。
建物や既設の門、離れの家などを考え、和モダンなアプローチ園路をイメージして、住む人が玄関まで行きやすいようにスロープ状の園路にしてあります。
草の管理も少なく済むように防草シートを全面に敷き詰め、砂利敷き。景石を3石のみ残して不等辺三角形に配置してあります。苔張りもお勧めしたのですが草が生えるかもしれないからと却下になりました。
お客様を迎えいれる南庭は京都の枯山水をイメージして波模様も付けた状態でお庭の引き渡しも行いました。
図面作成、見積り作成から考えると、非常に長い期間お待たせしてしまいましたが、無事に終えることができて非常にうれしく思います。