本日より一宮市奥町のA邸中庭の改修工事です。
①既存の水鉢を利用し、まとまった庭にしたいと思います。まずは大きくなりすぎたヒラドツツジやナンテンは伐採、抜根を行いました。一度さら地の状態にしてからスタートです。
②GLすれすれに埋まっていた沓脱石をはずし、新しく赤石を据えました。
③既存の水鉢を利用しての造園工事です。役石、土留石として木曾石を利用しました。全体の庭に統一感を持たせるために元からあった既存の石以外は同じような色合い、質感の石を使用することを心掛けました。
④蹲踞の全体像もだいぶ見えてきました。蹲踞の役石の一つ。前石として鞍馬石を使い、庭に重みと雰囲気を醸し出すようにしてあります。
⑤蹲踞周りの石組が一通りまとまったところで、排水枡や排水管の設置です。雨水と蹲踞にたまった水をハケさせる程度なので、排水枡は浸透式にしました。
⑥その後、元からあった既存の景石を植栽部の土留石として再利用して石組を行いました。そして片付けをして初日終了です。